調査は毎週、深さや海域を変え、さまざまな魚200検体を調べています。昨年4月以降、基準値を超えるものはありませんが、それでも厳しい管理から、カレイやメバルなど28種が出荷制限に。試験操業しているのは72種類。魚介類も安全性が担保されています。
厳しい検査の結果、全食品での基準値超えは14年度に113件、全体のわずか0.3%。12年度の1035件(同3.9%)から激減しています。
100ベクレルという基準値は、年間の追加被曝が1ミリシーベルトにならないように決められたもの。セシウムで測定していますが、他の放射性物質が含まれても、「1ミリ」を超えないように考慮されていて、内部被曝はほぼゼロですから、福島産を排除するのは間違いです。首都圏の消費者のうち3割は福島産の購入を控えるようですが、こういう方は考えを改めるべきでしょう。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁