しかし、注意も必要です。日本乳癌学会のHPにもあるように、悪性度が高いタイプは、2~3年で再発することが多いといわれます。実は、そういう“再発の芽”は、最初の乳がんが発見された時、すでに別の部位にありながら、検査で見つからないほど小さく、見落とされやすいと考えられているのです。
ですから、乳がんの術後は定期的な検査で再発をチェックすることが不可欠。もうひとつは、自分で乳房を触ったり見たりするセルフチェック。パートナーによる触診も大事です。
乳がんの新規発症者は約6万5000人。女性は12人に1人が発症します。女性のがんのトップが乳がんですから、乳がん予防のためにも男性のサポートが欠かせません。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁