ニューヨークからお届けします。

NYで注目 手書き処方箋「デジタル化」でヘロイン死減少も

 処方箋がデジタル化されると、指定された薬局でしか薬を受け取ることができなくなります。そのためデジタル化に反対する人もいますが、「処方箋が出た段階で薬局に通知され、待ち時間が大幅に短くなる」とも伝えられていて、その効果が期待されています。

 また、CDC(アメリカ疾病予防センター)は、「オピオイド系の薬を使う時は通常の鎮痛薬が効かない場合に限る」「投与は通常3日、最長で7日」などと勧告しています。

▽シェリーめぐみ ジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター。横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

2 / 2 ページ

シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

関連記事