当事者たちが明かす「医療のウラ側」

米国心臓協会らが選んだ「最も先進的な研究ベスト10」とは?

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 3位に選ばれたのは、急性期の脳梗塞に対する血管内治療の有効性を示した「MR CLEAN試験」です。「(日本では2005年に保険適用された血栓溶解剤)t―PA以来の脳卒中治療の進歩」ともいわれているほど高い評価を得た研究です。

 通常の治療+血管内治療群(233人)と、通常の治療群(267人)とを比較したところ、前者の方の成績が良かったというもの。医学の常識は日々変わっているので、患者さんも最新情報に注意が必要です。

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