今回の報道によると、肺がんの発覚は2010年。手術と抗がん剤治療を受け、画像に見られた影が見えなくなったそうです。その後、経過観察を続けたのでしょう。昨年11月に再発。
受診を告げられたときは、「今度こそ宣告だぞ」と奥さまと覚悟され、告知のショックを2日で乗り越え、「やっぱり仕事だ」と前を向いたようです。
ちょうどそのとき、新作に向けた出版社との打ち合わせが進んでいたことも、がんに負けまいと奮起した大きな要因でしょう。奥さまのサポートもあったでしょう。だからこその新作への意欲と思われます。
主治医には「自分が持っている酵素みたいなもので、がんの進行が抑えられることもある。先のことは考えるな」とアドバイスされたようで、今後は特別ながんの治療を受けず、がんと寄り添っていくことが読み取れます。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁