危ない 薬の勘違い

薬効成分以外の違いを理解しておく

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 ジェネリック医薬品は、一言で言えば、先に開発された先発医薬品と「薬効成分は同じで、添加物等が異なることがある」医薬品です。そのため、薬効成分以外の部分の影響を考えなければならないケースもあります。たとえば、貼り薬や点眼剤の中にそうした薬が存在します。

 痛み止めの湿布薬は、添加物によって使用感が大きく異なる場合があります。湿布薬の臭いや粘着力は、添加物によるものだからです。特に皮膚に直接貼るものなので、皮膚が弱い方などは注意が必要です。かぶれ、かゆみなどは、その違いによって起こるケースもしばしば見受けられます。

 内服薬の代わりとなる貼付剤も同様です。24時間気管支を広げる薬、認知症の薬、心臓の血管を広げる薬、慢性疼痛・がん性疼痛を抑える痛み止めなどさまざまな薬があり、これらは皮膚から徐々に体内に入り、内服薬と同じ効果を示します。イメージは点滴に近いかもしれません。

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金田崇文

1979年、東京都生まれ。千葉県立船橋高校を経て岡山大学薬学部を卒業。2004年からこやま薬局(岡山県)に勤務。管理薬剤師を務めながら、各地で薬や健康をテーマにした講演活動を行っている。