よく眠れる春だからこそ…「睡眠リズム」崩すべからず

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

■休日の起床時間にもコツが

 たとえば、平日は朝7時に起きている人は、休日は遅くとも10時までに起床する。どうしても普段より長く眠りたい場合は、就寝時間を早めればいい。普段より3時間多く眠りたければ、3時間早くベッドに入る。よく眠れる春は、すんなり入眠できるはずだ。

 休日の前夜は早寝することも効果的だという。

「土日の2日間が休みでとくに予定がない場合、土曜日より日曜日の方が早く起きるケースはまずありません。休みの初日の起床時間が遅れると、2日目の起床時間はズルズルとさらに遅くなります。そうなると、睡眠リズムが崩れたまま週初めを迎えることになる。休日の前夜は普段より早い時間に就寝して、平日の起床時間より3時間を超えない時間に起きるようにしてください」

 明日は休みだから……などと夜更かしして朝寝坊するのではなく、休みの前日だからこそ早寝すれば、休日はすっきり目覚めてアクティブに過ごせる。そうすれば、夜になると自然と眠くなるから、睡眠リズムを崩さずに済むのだ。

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