ラッサ熱は、西アフリカに多いウイルス性出血熱のひとつ。エボラほど激しくはありませんが、症状は似ています。実はVSVとエボラウイルスを掛け合わせたものも、別のがんに有効であることが確認されています。
もちろんどちらも病原性は抑えられています。アメリカで臨床試験に入っているので、じきに承認されるかもしれません。
細胞に“感染”させるポリオウイルスを使ったがん免疫療法
- 2016年04月12日
ゲノム編集でAIDS治療
- 2016年04月14日
永田宏
長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。