次に、HbA1cは6.5未満であっても、年々増え続けているようなら糖尿病へ進行していく恐れがあります。糖質の過剰摂取を抑え、血糖値を上昇させる歯周病やストレス対策をする必要があります。
さらに、食後に眠くなったり、怒りっぽくなる人は、病院で空腹時血糖値と食後1時間の血糖値の上昇のチェックを。
この差が大きければ、健診の結果は正常でも糖質の取り方や量に問題があり、やはり今後の糖尿病発症のリスクを上げることになります。「食事の最初に野菜を食べる」「良質なタンパク質を多めに取る」「主食は食後の血糖値を急上昇させない雑穀、パスタ、そばなどにする」といった対策を講じてください。
本当は危ない“正常値”を見逃すな