その結果、一番順守レベルが低かったグループに比べて、一番順守レベルが高かったグループでは死亡のリスクが15%、心臓病による死亡が16%、脳卒中による死亡が22%、統計的にも有意に低下することが示されました。
つまり、食事バランスガイドに従った食生活は死亡のリスクを低下させることが示されています。食習慣に気をつけている人はもともと健康意識が高い可能性があるわけですが、食事バランスの適正化が、健康的な生活維持に重要な要素である可能性を示唆した貴重な論文といえそうです。
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