知らなきゃ損!

米科学サイト調査で判明 “突然死”が多発する月曜日の憂鬱

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 月曜日は“突然死”に注意すべきことが、改めてわかった。

 米国の科学サイト「Live Science」が、「アメリカ疾病予防管理センター(CDC)」の統計データを基に、米国人が最も多く亡くなる曜日を割り出した。

 1999~2014年の間に死亡したすべての米国人は約3900万人。死因は多岐にわたるが、中でも心臓病で亡くなる人は月曜日が最も多かった。年齢や性別に関係なく、すべてのケースで同じ傾向が見られるという。

 死者数が最多だったのは土曜日と日曜日だが、これは自動車事故、ドラッグの過剰摂取、銃火器による死亡だから、病死は月曜日が危ないといえる。

 日本でも、月曜日は脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが高いという調査報告がある。また、厚労省の統計でも、月曜日は自殺が多発することがわかっている。月曜日は、多くの人にとって土日の休みを終えて仕事がスタートする日。解放感があった休日から、急激にストレスを受ける日常に戻らなければならないため、病気の“トリガー”が引かれやすくなるといわれている。

 世界各国で「ブルー・マンデー」といわれるように、やはり月曜日は危険なのだ。