といっても、70代以上とはまったく違う環境の中で育ってきたいまの若い世代が、いきなりカルチャーを変えるのは無理な話です。しかし、心臓に関して「世代によるリスクの違いがある」ということを覚えておけば、いざというときの対処に差が出てきます。なんとなく調子が悪いなというとき、「若いから心臓病ではないだろう」などと思い込んではいけません。世代リスクがあることを念頭に、早めに循環器を診てもらえる病院に行く。これが、命を守ることにつながります。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」