山田准教授らの調査では、前者で育った人よりも後者で育った人の方が、親とのコミュニケーションがうまくいってなかったと考える割合が高かったという。
「後者では、子供から見た親との関わりの選択ができなくなってしまうのです。いつでも家族に帰属させられていて、親の都合で関わりを強要されていると一度思ってしまうと逃げ場がないのです」
このような場合には、子供の成長に合わせて親と子供の部屋替えをするなどの工夫をした方がいいという。
親子関係は千差万別なので、すべての家庭に当てはまると言えないが、参考にしてはどうか。
健康は住まいがつくる