安全性もアップ 致死性不整脈に新治療登場で何が変わる?

新治療では本体もリードも皮下に植え込む(C)日刊ゲンダイ

 奥村、石橋、西井医師は、全員が新治療S-ICDの手術を何例もこなしている。口をそろえるのが「3つのリスク解消で、治療の安全性は大幅に高まった」という点だ。

 4月末時点で、国内では80施設以上でS-ICDが実施できるようになっており、33施設ですでに治療を行っている。すべての致死性不整脈にS―ICDが適用されるわけではない。主治医に相談を。健康保険適用。

4 / 4 ページ

関連記事