体内に“接着剤”も 「下肢静脈瘤」治療事情が激変していた

右が「スーパーグル―治療」(榊原直樹医師提供)

 最新の方法では30分程度で終了。刺し口を絆創膏のようなものを貼るだけで、治療後の生活の制限は何もない。米国では、従来のストリッピング手術は今後消えていくだろうという声もある。

 日本でも、この先1年ほどで認可が下りるのではないかと期待が高まっている。下肢静脈瘤でいま治療を考えているなら、しばらく様子を見るのも手かもしれない。

 榊原医師は東京血管外科クリニックや江戸川病院など数カ所で次世代レーザー治療とスーパーグルー治療を実施している。費用は自費で数十万円かかる。

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