小球性であれば消化管の出血や子宮筋腫など何らかの疾患がないことを確認した上で、牛・豚のレバーや赤身肉の摂取を勧めます。
大球性であれば、「菜食中心の食事」「ピロリ菌感染や胃が弱い」「過剰な飲酒」に該当しないか? 大球性の根本原因はビタミンB12と葉酸の不足で、主にこれら3つと関係していることが多いのです。
小球性と同様に、牛・豚のレバーや赤身肉の摂取を勧め、さらに、ビタミン12や葉酸が豊富な魚介類、牛・豚・鳥肉、海藻類、納豆、モロヘイヤなどを取ってもらいます。
80~99を基準値としている場合は「異常なし」となっているかもしれません。しかし、冷え、しびれなどの不定愁訴があれば、「90~98」で見た時は果たしてどうなのか? 一度確認してください。
本当は危ない“正常値”を見逃すな