漢方達人をめざせ!

6月の梅雨シーズン 体の中も「水浸し」

(C)日刊ゲンダイ

 次に、“黒いもの”を食べる。「腎」の働きをよくします。ヒジキ、ゴマ、黒豆などがいいでしょう。また、この時季は「苦いもの」もぜひ取ってほしい食材です。レタス、ゴーヤ、アスパラガスといった旬のものを積極的に食べてください。

「むくむから」と、水分の摂取を抑える人がいますが、適量の水分摂取は問題ありません。ただし、1日3リットルなど、必要以上の水分摂取で体を壊している人もいますので、ご注意を。

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久保田佳代

久保田佳代

父は乳児院院長、母は薬剤師、長女は歯科医、次女は眼科専門医という医療一家に産まれたが、昨今の臓器医療である西洋医学とは違い、人に向き合い、カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志し20余年経つ。昭和薬科大学卒業、老舗漢方薬局を経て、「氣生薬局」開局。サプリメントアドバイザー、漢方茶マイスター、日本プロカウンセリング協会1級など多数資格取得。「不妊症改善における実力薬局100選」に選ばれている。