薬で血糖値やHbA1cがコントロールされても、尿中微量アルブミンが下がるとは限りません。私が血液診断を行っている方には食事の改善で血糖値も尿中微量アルブミンも下がり、薬物治療を行うことはなかったのですが、あのままでいれば今頃は糖尿病性腎症などの合併症になっていたかもしれません。
尿中微量アルブミンの基準値は30未満。この数値が測定のたびに上昇していれば要注意です。肥満解消、糖質制限、飲酒や喫煙習慣の見直しが必須です。
糖尿病の合併症発症にまで至れば、生活の質は著しく下がります。早めの対策が肝心です。
本当は危ない“正常値”を見逃すな