漢方薬では、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)や六君子湯(りっくんしとう)が効果を発揮します。いずれも朝鮮人参が生薬として含まれていて、特に停滞した気を持ち上げるのに有効です。
通常、体の疲れは、質の良い睡眠によって解消されます。しかし、胃腸が弱り、気が停滞していると、睡眠だけでは「元気」を取り戻せません。では、なぜ胃腸が弱り、気が停滞するのか?
その背景には、考えても仕方がないことにいつまでもとらわれていたり、気持ちのオンとオフの切り替えがうまくできなかったり……ということがあります。放置すると、体のさまざまなところに不調が出るかもしれません。「寝ているのに眠い」は、その最初のサインだと考えてください。
漢方達人をめざせ!