なりやすい病気は血液型でわかる

「ノロウイルス」や「ピロリ菌」が好む血液型は何型?

A型の発症率だけが異常に高かった食中毒も(C)日刊ゲンダイ

 とりわけ、胃炎を引き起こす「ピロリ菌」と、下痢を起こす「ノロウイルス」で研究が進んでいます。しかも彼らには、好みの血液型があることまでわかってきています。

 たとえば、北海道で2003年に起こった集団食中毒では、A型の発症率だけが異常に高かったことが知られています。中南米で採取されたピロリ菌は、O型を強く好むことも明らかにされました。

 インフルエンザウイルスにも、血液型の好みがあるらしいことが報告されています。他にも血液型物質をターゲットにしている細菌やウイルスが見つかっており、いまでは医学のホットな話題のひとつとして、世界中で注目を集めています。

 ただし、ノロウイルスは必ずA型を好むかというと、そうではありません。どうやら「株」(遺伝的な系統)によって好みの血液型が違うようなのです。O型好きの株やB型好きの株も見つかっています。ピロリ菌やインフルエンザウイルスも同様で、株ごとに好みの血液型が異なっていることが明らかになりつつあるのです。

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