3カ月で10キロやせるランチ術

つきあい方次第で味方に 牛丼屋で「つゆだく」を選ばない

サイドメニューで栄養バランスを意識
サイドメニューで栄養バランスを意識(C)日刊ゲンダイ

「早い、安い、ウマい」でサラリーマンのランチの定番と言えば牛丼屋さん。つきあい方次第でウエートコントロールの味方にできます。

 ポイントは3つです。

①つゆだくにしない

 つゆだくにすると、ずるずると噛まずにかき込んでしまうので、満腹を感じにくく、食べ過ぎにつながります。

 余分な塩分をプラスしてしまうことや、あご周りの筋力低下につながるのも問題です。

②定食スタイルにする

 同じ牛肉とご飯を食べるにしても、丼より定食の方がベター。自然とよく噛むようになるので、大盛りにしていたご飯も並盛りで足りるかもしれません。これだけでも約200キロカロリー抑えられます。普通のお茶碗1杯分のカロリー減なので、これは大きいです。

③サイドメニューを追加 牛丼屋さんのダイエットの味方は、サイドメニューが豊富なこと。「牛丼だけ」ではなく、サイドメニューを追加することで、ビタミン、ミネラルがプラスされます。

「カロリーがプラスされるのでは?」と思われるかもしれませんが、ビタミンやミネラルをきちんと取ることで、カロリーを効率よくエネルギーに燃焼しやすい体になるのです。

 汁物では「味噌汁」よりも「豚汁」や「けんちん汁」を。サラダは「ポテトサラダ」ではなく「生野菜サラダ」に。血圧が高めな方以外でしたら、「お新香」や「キムチ」もおすすめです。

 さぁ、みなさん。牛丼屋さんでは「つゆだく・大盛り」は卒業。「汁少なめ・並盛り・サラダ追加」でスマートサラリーマンを目指しましょう。

柴田真希

柴田真希

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。