朝は浅煎りがいい コーヒーで健康キープ「5つの鉄則」

血液サラサラ効果が(C)日刊ゲンダイ

「浅煎りコーヒーはポリフェノールとクロロゲン酸が豊富。抗酸化作用、食後の急激な血糖値の上昇を抑える作用などが期待できます。一方、浅煎りでは得られないニコチン酸とNMPを含むのが深煎り。気分を和らげたり血圧を下げるほか、強い抗酸化作用があり、発がん性物質の解毒にも働きます」

 専門店では煎り方度合いで8段階ある。浅煎りなら2段目の「シナモン」がクロロゲン酸の量は多い。深煎りなら6段目の「フルシティー」または7段目の「フレンチ」がニコチン酸が豊富。

(4)飲むタイミング
「朝食時には浅煎りを、夕食後にリラックス作用のある深煎りコーヒーがお勧めです。昼は好みでOKですが、浅煎りと深煎りを1対1でブレンドしたものなら4成分をすべて吸収できます。またダイエット目的なら、食前に浅煎りのライトローストからミディアムローストのコーヒーを飲めば、クロロゲン酸が糖分の吸収を遅くします」

(5)ホットかアイスか
 コーヒーの温度は、成分の効き目に影響はしない。熱い飲み物にはがんリスクの可能性があるといわれているが、コーヒーに関しては「通常提供される温度」なら問題はナシ。

 健康のため、毎日飲もう。

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