愉快な“病人”たち

川村ひかるさん 2つの病気をきっかけに「ABC論」を実践

病気を通して「人生観が変わった」と語る(C)日刊ゲンダイ

 めまい、動悸、のぼせ、突然汗が出るなど、体調に急な変化が起きたのは31歳の時です。24歳で子宮内膜症も経験しているのですが、今まで体験したことのない症状でした。髪は抜け、ドライマウスで、肌はカサカサ。夜は不安で眠れず、日中はボーッとして眠い。

 記憶力までおかしくなり、楽しみにしていた友人とのハワイ旅行すら忘れてしまったこともありました。前日、友達と電話で話したにもかかわらず、予定を忘れて家で寝ていたんです。もう、自己嫌悪に陥りました。

■「若年性更年期障害」が発覚

 いつもは気合で乗り切っていたのに、今回は気合の魔法がきかない。それまでは何があっても休まず仕事を続けてきただけに、自分をコントロールできないことにイライラが募り、次第に感情の起伏も激しくなりました。我慢すると怒りで「頭に血が上る」ということを自覚するほどでした。

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