その結果、心臓病による死亡は、下剤の使用者で男性は56%、統計的にも有意に増加しました。女性は統計的有意ではないものの28%増加傾向でした。また、脳卒中による死亡は、下剤使用者で、男性は統計的有意ではないものの14%増加傾向、女性では27%統計的にも有意に増加しました。一方、排便回数と心臓病/脳卒中による死亡に明らかな関連性は認められませんでした。
下剤の使用と心臓病/脳卒中による死亡リスク増加が示唆されますが、この研究結果においても、下剤の使用が原因なのか、便秘を誘発するような生活習慣が原因なのか、不明な部分もあります。
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