普通の人の10倍 睡眠時無呼吸症候群が招く“緑内障リスク”

緑内障の発症リスクが10倍に…(C)日刊ゲンダイ

「低酸素状態の改善には良いのですが、眼圧を上げる可能性もあるので、CPAP治療をしている人でも緑内障への注意が必要です」(新明助教)

 いずれにせよ、SASが緑内障の発症リスクを高めることは世界中で報告されている。視力を失いたくなければ、SASと診断された人は必ず眼科で緑内障の検査を受けることだ。

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