満足度が肝心 睡眠に悩む50代が変えるべき「3つの行動」

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「睡眠を考えるとき、重要な要素が3つあります。①質(深く眠れているか)②日中に眠くならないか(睡眠時間が足りているか)③満足度(本人が納得できているか)です。①と②に問題がない場合でも、本人が納得していない③の状態だと、〈あなたはしっかり眠れていますよ〉といくら説明しても、睡眠の悩みは解決しません。逆に、③さえ満たされていれば、①と②が不十分でもトラブルは解消されます」

 中高年の睡眠の悩みは、いかに③満足度を高めるかが重要なのだ。

 睡眠の満足度が低い人は、他人と比較して自分は劣っていると感じているケースが多い。睡眠に対する感覚はあいまいで、実際は他人と自分を比べて優劣は決められないのに、いたずらに焦って悩んでいるという。

「ただ、いくら他人と比べないようにとアドバイスをしても、自分の〈考え方〉を変えることは難しい。そこで、まずは〈行動〉を変えてもらいます。行動を変えると考え方も変わり、満足度が高まるのです」

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