変えるべき行動は3つ。①早い時間にベッドに入らない②夜中に目覚めても時計を見て時刻を確認しない③早く起きたからといって早く行動を始めない。これを2週間続けると、考え方が変わり、睡眠の満足度も高くなるという。
「身体的な障害ではなく、睡眠に悩んでいる中高年に質問をすると、①〈長時間寝たいと思っているから、早くベッドに入ろうとしていませんか?〉②〈夜中に目覚めてしまったことを確認するために、時計を見ていませんか?〉③〈早く目覚めて時間を持て余してしまうから、早く行動を始めていませんか?〉の3つにイエスと回答する人がほとんどです。ぐっすり眠りたいからと行っている行動が、かえって満足度を下げてしまっていることに気が付いていない。そこで、まずは行動を変えてもらいます」
■15分眠れなかったらベッドを出る
少しでも長く寝ようとして早い時間にベッドに入ると、逆に寝付けなくて焦り、どんどん眠れなくなっていく。15分眠れなかったら、ベッドから出る。軽くストレッチなどをしながら、眠くなったらベッドに入るようにすればいい。