自治体や学校、メディアでは「ビーチや公園などで日光を浴びる時はもちろん、街の中でも日焼け止めを使用するように」と呼びかけています。今回はそれを一歩進め、無料の日焼け止めを設置し、手軽に利用してもらおうというのです。
実は、ニューヨークより一足早く、ボストン市内の公園とマイアミの海水浴場数十カ所に、去年から無料の日焼け止めディスペンサーが設置されました。企業などとのパートナーシップで税金を一切使わない方法も好評で、全米の各自治体も導入を検討しています。
皮膚がん治療のために年間80億ドルもの医療費が使われているアメリカですから、海や公園の無料の日焼け止めは、近い将来、常識になるかもしれません。
ニューヨークからお届けします。