その結果、趣味、生きがいを「両方持っている人」に比べて、「いずれも持っていない人」では死亡のリスクが2.08倍、日常生活動作の低下リスクが2・74倍、手段的日常生活動作の低下リスクが1.89倍、統計学的にも有意に多いことが示されました。
趣味や生きがいは単に寿命を延ばすだけでなく、「健康寿命」まで延ばす可能性が示されたのです。
趣味や生きがいを持っている人は、そもそも健常者が多いのかもしれませんが、これまでの研究もほぼ同様の結果を示しています。趣味や生きがいが健康面に対して、なにか良い影響を与える可能性はあるかもしれません。
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