この男性には処方しませんでしたが、たとえばお子さんなどでは体力をつける柴胡清肝湯や小建中湯を出すこともあります。
漢方薬は「人」と長く付き合い、手を替え品を替えてその人の不調を減らし、体を一番良い方向へ持っていこうとします。一朝一夕では解決しづらいアトピー性皮膚炎においては、漢方薬が向いていると思います。
今回でこの連載も最終回。漢方薬を上手に利用し、いつまでも元気で若々しく過ごしましょう!
漢方達人をめざせ!