独白 愉快な“病人”たち

九里千春さん 1日3回、10回ずつ肛門を締めて“のぼせ”克服

毎晩日本酒を4合飲む九里千春さん(C)日刊ゲンダイ

 共演していた更年期障害の専門医、野末悦子先生に直接電話して相談すると、教えてくれたのが「肛門締め運動」でした。先生によると1日3回、10回ずつ肛門を締めると血の巡りが良くなり、子宮がんや前立腺がんになりにくくなるのだそうです。1年やってみると、のぼせは消え、血色が良くなり、快便になりました。それまで気づかなかったけど、便秘だったんですよね。今は朝トイレに入った時に10回、寝る前に10回やっています。

 肛門締め運動を教えてくれた野末先生から「今度はあなたが運動を広めてよ」と頼まれましてね。シモの話だし、女優としていかがなものかと先生に尋ねると、「大丈夫よ、あなたなら下品なイメージにならないから!」と言われました。それから講演のたびに「肛門締め運動」を勧めています。

「トイレで大きいのをする時に力むでしょ? その感じを繰り返すんです」って説明するんです。最初は不思議な顔をされるんですけど、あとで皆さんが「よかった!」って報告してくださいます。おかげで私も張り合いが出ますね。

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