糖尿病は生活習慣病などといわれるため、「ストレス」「肥満」「運動不足」「暴飲暴食」などがその危険因子だといわれています。糖尿病発症にはさまざまな要因がかかわっており、その原因を特定することは難しいのですが、やはり、規則正しい生活や適度な運動習慣を身に付けることは、その発症を予防するイメージがあります。
そんな中、「サイクリングと糖尿病発症リスク」の関連を検討した論文が「プロス・ワン」というオープンアクセスの科学誌(2016年7月12日付)に掲載されました。
この研究は、デンマークに在住の50~65歳で2型糖尿病を発症していない男性2万4623人、および女性2万7890人が対象となりました。
サイクリング習慣を含む生活様式についてアンケート調査を行い、娯楽や通勤でのサイクリングと糖尿病発症リスクの関連を検討しています。
役に立つオモシロ医学論文