アプリで健康になれるのか

「つたえるアプリ」でがん治療中のつらさを記録

 がん治療中に生じるさまざまな症状、つらいと思っていても正しく医師に伝わらないケースも少なくない。今回は、がん治療中のつらさを記録し、それを伝えるためのアプリを紹介する。

 アプリを起動してまずは会員登録。続いて、「何がつらいのか」症状の記録を行う。痛みやだるさといった身体的な症状、気分の落ち込みや不安などの精神的な症状もそれぞれを10段階で選択すると、その情報がアプリに記録される。記録を続けると、今まで自分がどのような症状に苦しんでいたのかを振り返ることができる。この記録を医師と共有することがこのアプリの目的だ。

 がん治療中のつらさをひとりで抱え込まず、より深い医師との信頼関係を築いてみてはいかがだろうか。

=満足度★★