五輪期間中は要注意 脳を混乱させる「うつになる食べ方」

偏った食事がうつ病リスクを上げる(C)日刊ゲンダイ

 うつ病の人は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌や乳酸桿菌の絶対数が少なく、ビフィズス菌の数が健康な人より劣っていることも功刀部長らの研究により世界で初めて報告された。

 ヨーグルトなどの発酵食品や食物繊維を食べない人も危険だ。とはいえ、これだけ多くの栄養素を少量とはいえ毎日取るのは難しい。

「ならば、緑茶を飲むのもひとつの方法です。緑茶にはリラックス効果があるとされるテアニンや、生活習慣病を予防するといわれるカテキンが含まれています」

 70歳以上の高齢者を対象にした東北大学の研究は、緑茶を毎日4杯以上飲む人のうつ病リスクは、1杯以下の人の半分だったと報告している。

 リオ五輪後にうつ病にならないためにも、食べ方には気をつけた方がいい。

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