また、アルコールも控えめにしてください。夏場はビールがおいしい季節ですが、アルコールは利尿作用があり、脱水を促します。飲み過ぎてそのまま寝てしまい、夜間に脱水状態に見舞われるケースは少なくありません。宴席でもビールは最初の1杯くらいにしておいて、あとはお茶とお酒を交互に飲むようにするなど、しっかり対策しましょう。
日焼けもなるべく避けた方がいいといえます。炎天下で活動して日焼けしたあと、「どうも疲れやすいな」と感じたら、日焼けが治まって安定するまでの3~4日間は、無理をするのは禁物です。日焼けはいわばやけどですから、日焼けした部分の水分調節ができなくなってしまって、脱水を促します。日焼けしたあと、「どうも動悸がするな」とか「疲れやすいな」などと感じたら、心房細動が発症している状態かもしれません。医療機関で検査してみたら、心臓のトラブルが発覚する可能性もあります。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」