1000人調査で行動様式判明 まだ間に合う“夏太り”解消法

夏は基礎代謝が一年の中で最も低い(C)日刊ゲンダイ

 冷たいものの取り過ぎは、内臓の温度を下げ、機能を低下させる。内臓の温度が1度下がると、基礎代謝が12~14%減少するという報告がある。つまり、季節による基礎代謝低下に、食事内容による基礎代謝低下がプラスされるのだ。

「基礎代謝12~14%減少は思っているより影響が大きく、たとえば成人女性で考えると、1日の基礎代謝量1200キロカロリーの場合、1度の低下で約144キロカロリーが貯蓄されます。月換算では4320キロカロリー。0.6キロ増える計算になります」

 朝食抜きは、昼食のどか食いにつながりかねない。空腹時間が長く続いた後にどか食いをすると、同じ摂取カロリーでも体内に蓄積されやすいことはよく知られる通り。

 また、運動不足が筋肉量を減らし、基礎代謝量低下に至らせるのは、言うまでもないだろう。

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