3カ月で10キロやせるランチ術

定食屋では「ご飯ナシ」を選ばない

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「ご飯ナシで!」

 最近、定食屋に行くと、よく聞こえてくる言葉です。

 これは何度もお伝えしている炭水化物、タンパク質、脂質の「黄金バランス」が崩れてしまうので、絶対にNGです。

「ご飯」「汁物」「メーンのおかず」「小鉢」がセットになっている定食スタイルは、ご飯6割、おかず4割のカラダが燃えやすいバランスになっています。

 実は、私も以前は炭水化物抜きダイエットをしていたことがありました。社員食堂で栄養士として調理をしていた時で、ランチでいただくのは残り物。炒め物や煮物、サラダなどおかずばかりでした。揚げ物は食べていないし、野菜もたくさん取っているので体には良いと思っていました。しかし、その頃の私の体の悩みは便秘、冷え性、そしてぽっちゃり体形でした。

 考えてみれば、ご飯などの炭水化物を取っていなかったので、食物繊維の摂取量が少なくなり、結果的に便秘に。また、炭水化物はエネルギー源でもあるので、それがないため冷え性に。さらに、体が燃えにくい体質になることで、体形がぽっちゃりしてしまったのです。

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柴田真希

柴田真希

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。