麺類やお好み焼きと、ご飯類を一緒に食べることが好きな人は肥満度が高い――。先日、大阪府がまとめた「健康・栄養調査」の結果が話題になりました。お好み焼きにご飯、味噌汁といった定食は、本当にNGなのでしょうか?
まず、お好み焼きの栄養価を分析してみると、1個あたり約550キロカロリー。これだけを食べる分には、カロリーは高めではありません。しかし、タンパク質、脂質、炭水化物の割合を見てみると、脂質が約48%と高め。「お好み焼きは炭水化物」と思いがちですが、意外ですね。ですから「食べ過ぎなければ」との条件付きで、一緒にご飯を食べてもOKです。
では、「お好み焼き+ご飯」に限らず、「ラーメン+チャーハン」「パスタ+ポテトサラダ」などの組み合わせは、何がいけないのでしょうか?
主な理由は次の通りです。
①エネルギーの取り過ぎ
2品食べることで、エネルギー摂取過多。ご飯を100グラムなど少量であればよいですが、お好み焼きにソースやマヨネーズがたっぷりとかかっていると、ついついご飯も進んでしまいます。
ソースもマヨネーズもカロリー高めで侮れません。ソースは店員さんにかけてもらわず、自分で調整しましょう。
②野菜が少なめになる
お好み焼きにはキャベツがたくさん入っていますが、数種類の野菜は取りにくいですし、緑黄色野菜は不足します。
1食でバランスを取るのも大変なので、一日を通じてバランスを取るように。食べてはいけない食べ物は基本的にありません。食べ方次第でダイエットにつながります。
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