こうして実現した映画のシーンは、「スター・ウォーズ」「ロッキー」「フォレスト・ガンプ」「チャーリーとチョコレート工場」「ワンダーウーマン」などどんどん増えていきました。
カレンさんは言います。
「バカバカしいとわかっているけれど、つらい治療もずっと短く感じられるわ」
もちろん、ニューヨーク・プレスバイテリアン病院の主治医からもOKが出ています。カレンさんは、「抗がん剤治療は必ずしも暗くて重い気持ちで受けなくてもいいと、ほかの患者さんにも知ってもらいたいという気持ちで理解してくれていると思う」とコメントしています。
そんなカレンさんは治療のかたわら、米国がん協会のボランティア大使として、大腸がんの早期発見のための無料検診の奨励にも力を入れています。
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