生活習慣病は「いつ食べるか」を意識して予防する

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 肥満予防と同じく、夕食は就寝4時間前までに済ませ、どうしても遅くなるときは2時間前で量を2分の1、1時間前なら4分の1に抑えたい。

■高血圧

「血圧も、体内リズムによってコントロールされています。塩分は人間にとって重要な栄養素ですが、高血圧の患者さんは減塩する必要があります。3食のうち、いつ減塩すると塩分の排泄能力が高いのかを調べたところ、夕食後が最も高くなりました。3食すべてで塩分を制限しても続きません。朝と昼は減塩し、夕食は緩めるのが効率的です」

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