「むくみ」や「腹水」に関しては1リットル点滴群ではむしろ悪化しており、全体的には点滴群のほうが悪いという結果です。この研究では生存期間についても比較していますが、どちらのグループも平均17日で亡くなっていました。
「食事がとれなくなったら点滴くらいは」と皆さんも思われるかもしれません。しかし、どうやら点滴は症状の改善をしないばかりか、むくみや腹水を増やすだけかもしれないのです。
数字が語る医療の真実