その後、法律が改正され、プソイドエフェドリンをはじめ「乱用等のおそれのある医薬品」は厳しく規制されるようになりました。購入できる個数が制限されているだけでなく、大量または頻回購入希望者は、購入理由を言わなければなりません。さらに、購入者に不審な点がある場合、氏名、連絡先、特徴などが警察に情報提供されます。
アメリカやオーストラリアなどの諸外国でも、覚醒剤の密造問題が騒がれた時期があります。現在では規制が進んでおり、密造事件は激減していますが、身近な薬の中には、“危険な物質”が含まれているものがあるのです。
薬は、使い方によって敵にも味方にもなります。適切に使用するためには、必ず医師や薬剤師に相談してください。
身近な薬の落とし穴