「つまり、長時間のデスクワークの疲れは、視野の狭さが原因。これを広げるには、大きく3通りの方法があります。自分がやりやすいものを取り入れてみてください」
記者もやってみたが、最初は難解に思うものの、やってみると結構容易に感覚を「つかめる」。
まずは、「パソコン画面を見つつ周りの空間も見る」。自分の視野の中に画面周辺の空間も自然に入ってくるイメージだ。画面だけを一生懸命見ない。
次に、「外の情報を『受け取る』ように見る」。藤本氏いわく、パソコンの画面にある情報が目にやってくるイメージ。多くの人は、知らず知らず、パソコンの画面へ自分の目が向かっていくように、目を凝らして見ている。これを改める。
最後に、「眼球以外の場所に『目がある』とイメージして見る」。後頭部の出っ張っている部分の上側にトンボのような大きな目が左右にあり、それで外の世界を見るように考える。