ちなみに、歯周病になると歯周病の病巣から分泌されたサイトカインが血糖をコントロールするインスリンの働きを阻害し、糖尿病を悪化することが分かっている。
「骨粗鬆症は骨の量が減ってもろくなり、折れやすくなる病気です。骨は古い骨を壊して新しい骨を作る“骨代謝”を繰り返しますが、骨粗鬆症になると、このバランスが崩れて骨の密度が減る。その結果、歯を支える歯槽骨の吸収が進みやすくなるのです」
実際、閉経により女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が低下した女性は歯周病になりやすいことが分かっている。
本当は怖い!歯の病気