ニューヨークからお届けします。

アメリカ合衆国大統領はどれほど健康であるべき?

 そのレーガン大統領は、立候補当時69歳で史上最年長。今回、68歳のクリントン候補が当選すると史上2番目、70歳のトランプ候補だと史上最年長になります。果たして大統領の激務を遂行できるのかとの疑問もありますが、その対策はすでに考えられているといいます。

 つまり、大統領が亡くなったり執務不能になった時に権限が移譲される副大統領選びが、より厳しく吟味されているのです。何かあった時のために、日常業務にも密接に関わるようになっているといわれています。

 ところで、肝心の2人の健康について医療関係者は、「年齢から考えてもおおむね健康で甲乙はつけがたい」とコメント。強いて言うなら、女性の平均寿命からみて、ヒラリー候補の方が今後、長生きする可能性が高くちょっぴり有利かもしれません。

2 / 2 ページ

シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

関連記事