自分が二尖弁かどうかは、心臓CT検査や心臓エコー検査を受ければ分かります。健診や人間ドックなどを受けた際、心雑音で発覚するケースもあります。また、二尖弁で大動脈弁の逆流が起こっていると、上の血圧(収縮期血圧)が高くなり、下の血圧(拡張期血圧)が低くなります。下の血圧が50mmHg以下だったり、上と下の差が大きい人は二尖弁を疑ってもいいでしょう。
大動脈の病気による突然死を防ぐには、まず血圧をしっかり把握して、異常があればコントロールすることが重要なのです。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」