冠動脈起始異常が見つかった場合、経過観察するのが一般的ですが、手術をして治すケースもあります。本来とは違う形で出ている、もしくは入ってきている冠動脈を、正常な位置に戻してあげることができれば理想的です。最近もその手術を行いました。
不整脈の代表的な自覚症状は、動悸、脈が抜ける感じがするというものです。そうした症状があったり、健診などで心電図の異常が指摘されたりしている人は、放置せずに専門医を受診する。これが、致死性不整脈による突然死を防ぐ第一歩です。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」