愉快な“病人”たち

ボートレーサー倉持莉々さん 入学直前ホジキンリンパ腫に

倉持莉々さん(C)日刊ゲンダイ

 1年間、月1回の外出以外は自由なし。朝は6時から筋トレと掃除に始まり、学科と実技の日々。2日に1回は体重検査があり、規定をオーバーすると即帰宅させられる。電話は週1回3分だけ。手紙は週に2回、分厚いものを送りました。そして、家族の返事を読んで泣く……の繰り返しでした(笑い)。正直、つらかった。でも、病気で入学できなかった悔しさがやり抜く力になったと感じます。

 今は、半年に1回、検査を受けています。医師から「もう来なくていいよ」と言われるくらい元気になりました。家族や水球のチームメートには、本当に励まされました。大切にしなきゃいけない人たちだなと、病気をして改めて感じました。

 とにかく免疫力を下げないことが大事。体を冷やすものは食べないように心がけて、ショウガをめちゃめちゃ食べてます。

 目標は、賞金女王になることです。50歳までは現役を続けたいし、それまでに賞金女王になれなかったら、なれるまでやる覚悟です(笑い)。

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