四十膝、五十膝が増加中…正座がキツイは“壊れる”サイン

正座がきつい…?(C)日刊ゲンダイ

 これが「四十膝・五十膝」だ。さらに、気温が下がる秋以降は膝や足全体の血液やリンパの循環状態が悪くなり、痛みを強く感じやすいという。

 歩けないほどではないので放置しがちだが、対策を講じなければ「自然に治る」といったことはない。軟骨の摩耗が進み、立ったり座ったりや、階段の上り下りなどがつらくなり、外出が困難になる。生活の質が下がるばかりか、活動量減少でより筋力が低下する。肥満を招き、生活習慣病のリスクが高くなる。

「強い痛みが出てからより、四十膝や五十膝の段階で対策を講じた方が、結果的に楽。病院に行かずとも、毎日のちょっとした対策で可能です」

■ダイエットとコラーゲン摂取も併せる

 まずは、別表で四十膝・五十膝のチェックを。1つでもチェックがついたら四十膝・五十膝の可能性がある。特に、3~5と9は典型的な症状だ。

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