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ヒモのわずらわしさ解消 貼る眼帯「アイパッチ」の使い道

大洋製薬のアイパッチ
大洋製薬のアイパッチ(C)日刊ゲンダイ

 ものもらいや結膜炎で眼帯をすることがあるが、耳ひもタイプはズレやすいし、眼鏡もかけづらい。そんなわずらわしさを解消できそうな「貼る眼帯」を見つけたので、さっそく試してみた。

 楕円のばんそうこうのような作りで中心に遮光シートがある。処方薬を塗ったガーゼを当てて使用するのが基本だ。全体は通気性のある不織布で柔らかい。しっかり貼れて、ひもタイプのような不安定感がないのがいい。

 剥がすときもそれほど痛みはなく、剥がしても2~3回は貼れる。原則、再使用はNGだが、1日のうちでちょっと外したいタイミングはあるはず。そのあたりは自己責任で。

 使い道はほかにもある。たとえば、斜視や弱視の視力矯正の訓練(良い方の目に貼って数時間過ごす)に活用できるというし、アイマスクとして仮眠や就寝時にも使える。意外なところでは、靴ズレ防止パッドにもなる。

 眼帯は蒸れるし、片目での生活は危険も伴う。ものもらい程度ならしない方がいいというのが最近の定説だが、眼帯以外にも使えるところがいい。★★★(3つが満点)